
「ワイヤレス充電って、置くだけで楽だけど充電が遅い…」
「ちゃんと充電エリアに置けてなくて、朝起きたら充電されてなかった…」
iPhoneユーザーなら、一度はこんな風に感じたことがあるかもしれません。そんなワイヤレス充電の常識を覆す、新しい規格「Qi2(チー・ツー)」が登場し、対応製品が続々と発売されています。
今回は、その中でも特に「速くて、安くて、使いやすい」と三拍子そろったAnkerの新製品、「Anker Zolo Wireless Charger (Magnetic, Pad)名前長すぎ」をレビューします!
この記事を読めば、なぜ今「Qi2」が注目されているのか、そしてこの充電器がiPhoneユーザーにとってどれだけ魅力的なのかが分かります。
そもそも「Qi2(チー・ツー)」って何がすごいの?

「Qi2」は、これまでのワイヤレス充電(Qi)がパワーアップした新しい国際標準規格です。AppleのMagSafe技術をベースに開発され、これまでのワイヤレス充電の「ちょっと不便なところ」を解決してくれます。
すごいポイントは、大きく分けて2つです。
1. マグネットで「ピタッ!」と付くから失敗しない

Qi2の最大の特徴は、マグネットで充電器とスマホが最適な位置に固定されること。
これまでのワイヤレス充電器は、コイルの位置が少しでもズレると充電速度が落ちたり、最悪の場合充電ができていなかったり…ということがありました。
Qi2なら、iPhoneを近づけるだけで磁力で「ピタッ」と正しい位置にくっつくので、充電の失敗がありません。 この「確実さ」が、日々の小さなストレスを解消してくれます。
2. iPhoneを最大15Wで「急速充電」できる

これまで、iPhoneを15Wのフルスピードでワイヤレス充電するには、Apple純正のMagSafe充電器など、高価なMFi認証製品が必要でした。
しかし、Qi2規格に対応した充電器なら、手頃な価格の製品でもiPhoneを最大15Wで急速充電できます。これは従来のQi(7.5W)の約2倍のスピードです。
「寝る前に充電しておけば朝には満タン」という使い方だけでなく、デスクでの作業中や短い休憩時間でもサッと充電できる、実用的な速さで充電してくれます。
【本題】Anker Zolo Wireless Charger (Magnetic, Pad) レビュー

それでは、今回レビューする「Anker Zolo Wireless Charger」を見ていきましょう。
結論から言うと、「Qi2デビューに最適な、コスパ最強の充電器」です。
開封とデザイン:薄くて、軽くて、シンプル

箱から出すと、非常にコンパクトなパッド型の充電器本体と、説明書が入っています。
- 驚きの薄さ・軽さ: 厚さは約11mm、重さは約69gと非常にスリム。iPhoneに付けたまま操作しても邪魔になりにくく、持ち運びも苦になりません。
- 十分なケーブル長: ケーブルの長さは約1.5m。デスクの上やベッドサイドで使う際に、コンセントから少し離れていても余裕を持って設置できます。
デザインはAnkerらしいシンプルさで、どんなデスク環境にも馴染みます。
コスパ最強?Apple純正MagSafe充電器との比較
この充電器の最大の魅力は、その価格にあります。
Anker Zolo Wireless Charger | Apple MagSafe充電器 | |
---|---|---|
価格(参考) | 約2,990円 | 約6,480円 |
充電速度 | 最大15W (Qi2) | 最大15W (MagSafe) |
ケーブル長 | 1.5m | 1.0m |
性能は同等でありながら、価格は半分以下。さらにケーブルも長いとなれば、Anker製品のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
まとめ:iPhoneユーザーなら「買い」の逸品
- マグネットで失敗しない手軽さ
- 15Wの急速充電という実用性
- Apple純正品の半額以下で手に入る圧倒的なコストパフォーマンス
これらを兼ね備えた、非常に優れたワイヤレス充電器です。